おとなのきめたやりかた。

 

なにかあると引き合いに出される、

「大人の決めたやり方 それが正解なの?僕らは僕らなり 考えてる」

作詞の方がなにを暗喩したのか、どういう状況でこの歌詞が生まれたのか、全くしらないけれど。

 

大人の決定に疑問をもつ子供たち、を大人が最初から想定してるっていうのが酷いなって。

そこ先回りされちゃうと、子供の無力感半端ないのでは…?

 

なんておもいながら、あらためて歌詞みてたらこれすっげー重いんですね。

ちょう背負わされてる。

自分がいる場所を誰のせいにもできなくて、考え続けることを義務付けられて、前へ進むこと以外許されてない。

空にかざした手のひらで、なにを掴ませたいんだろう?

セクボのことでちょっと泣いた。

セクゾンちゃんのセクセカ横浜2日目、夜公演をみてきました。

 
そもそも完全なるジャニーズコンサートをみるのが、ほぼ16年ぶり(うわー)とかだったので、色んなことが面白かったのですがそれは置いておいて。
新セクボまわりの今の正直な気持ちのメモ。(レポなどは一切ございません)
 

ギフト。

いわはしくんの勘のよさ、が垣間見える瞬間、いつもぞくっとします。

 

にのみあさんが情熱大陸で言ってた「アイドルは空気よめないと」ってめっちゃ慧眼で、のぼりつめる人はこの能力が高いんだとおもってるんだけど。

いわはしくんはたぶん、相当空気読める人。≒繊細で、その場で求められてることを察して、かつ表現できる能力が高い人なんだろうなってみてます。

 

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一瞬の16歳の日々。

じんぐーじくんが16歳になったのでポスト。

 

最近わたしがハマっているこの曲。

 


東京カランコロン / 16のbeat【MUSIC VIDEO&特典DVD映像】 - YouTube

 

高校生だった頃の、何者にでもなれるんじゃないかという根拠のない期待と、何者にもなれるわけないだろっていう諦念と。そういうぐちゃぐちゃした気持ちをうまく掬って、キラキラさせててとてもいいです。ぐっとくる。

 

何度も繰り返し聴いていたら、ふと、じんぐーじくんはもし事務所に入って、芸能活動をしていなかったら、こういうメンタリティーなんじゃないかなって想像してしまいました。本当に勝手に。

だって空手少年でバド部だしギター弾きだし!

男子ヒエラルキーって、野球部・サッカー部をトップに、バスケ部、陸上部、テニス部、バレー部あたりが第二集団で、第三集団にバド部、卓球部、武道系。その下に文化部、が多分一般的だとおもうんです。

空手とバドミントンって、そういう下層ポジションのメンタリティでしょう?ギターはモテない男の子のための武器だし(偏見)

 

なのにいざジャニーズJr.っていう枠内にいれたら、唯一不動のセクボで、ビジネスでチャラく振る舞うのを武器にのしあがり、でもその実真面目でリーダーシップもとれて、上にいこうっていう貪欲さもあるにも関わらず、ダンスはあんまり上手じゃなくて「お前声だけはでかくていいな」って振付師に言われる、ってそれ自体をネタとして億面もなく衆前で言ってしまえる割り切りと度胸とタレント性とを持ちあわせて活躍中。

わたしはじんぐーじくんのその絶妙のキャラバランスがすごく興味ぶかいなぁっていつもおもってて、この『16のbeat』の主人公が、ジャニーズに入る前、もしくは入らなかったじんぐーじくんを想起するのです。

 

クラスメイトは誰も知らない曲を一人練習しながら、「この曲が弾けたら世界が変わる気がして」っておもってた少年が意を決して歌う。

 

「最後まで行こうよ 思ってることが全部伝わんなくても」

 

今、日々を全速力で走ってるであろうじんぐーじくんには、この部分がよく似合う。才を活かせる場に巡り合えてよかったよね。きっと16歳の日々なんて本当に一瞬で走り抜けて。そしてちゃんと、“最後”までたどり着くんじゃないかなっておもってます。

“最後”が何か、はわかんないけど。

 

セクバメインの曲で、途中じんぐーじくんだけ踊らない、っていう構成が前はよくあって。で、それが果たして誰のどういう意図からそうなってたのかわかりませんが。でも最近のがいず括りでは、ダンスに手を抜けない状況(私見だけど。横にきしちか立たせてるのは、そういう意味なんじゃないかなっておもってる)に追い込まれて、踊ってる時に「うがー!踊れーん!でもやるー!」みたいな必死顔してるのが結構好きです。ダンス頑張れ。

 

お誕生日おめでとうございます。

 

幕張0518。0519。

初日。Bブロック後列上手側。いつもの友人と二人。

二日目。Aブロック後列上手側。同業と3人。

 

幕張メッセでこんなに音環境を整えることができるんだねぇというのが一番の感想。

 

ライブハウスでスピーカーから大音量で出力される音を、体で振動として感じ取るのが大好きで。新木場コーストとか本当、気持ち良い。

 

でも今回の幕張はそういう体験じゃなく、全身を音で包まれる感覚。

これまで体感したこと、ないかんじ。

最初にDolbyのCM(笑)が入り、最後にエンドロール流れちゃうのも含めて、一番近いのは映画館かもしれない、とおもった。

音の粒もとてもクリアに聴こえる。

ただし初日の立ち位置では、若干、姐さんのベース音は潰れてしまっていたかな。

 

BとCの間に前後に向けたスピーカーが配置されていたからか、

想像だけどCブロックの方がもしかして音環境は良かったのかもしれない。

というのも、手拍子が起こるのがCブロックなんだよなぁ…あれすごい不思議な現象。

二日間とも。

ステージが遠いのと、何か関連あるのだろうか…

 

 

♪ボイル が特に素晴らしかった。

一曲の中で緩急付けられるともうダメで…好みドストライク。

もともとCDで聴いてた時も、いちろーさんの息遣いまで収録されててその生っぽさにぞくぞくきていたけれど。

静寂も音楽。

歌は祈り。

一郎さんはいつも切実。

MCは本篇に一つもないけど、ステージから溢れてくる想いが強くて、ゆらゆらしながら泣きそうになる。 

「遠くに 遠くに置き忘れた夜の言葉よ

正直 正直 諦めきれないんだ言葉を」

諦めて欲しくないよ。

きっとそこは茨の道。でも見届けるからさ。CD買ってライブに行くしかできないけど。

5人が音楽を生み出してくれる限り、きっと聞き続ける。予感。

 

あとずっと想像してたんだけど、♪ネイティブダンサー でついに本物の雪(に見立てた泡)が降ってきてえらい感動してしまった。sakanactionのテーマ・表裏一体、「空が海 見上げた雲は泡」的なことからしても、「わ!雪降ってきた!…違う、泡だ!」っていうのがもう、コンセプチュアルすぎ。あそこはまごうことなき海底だった。

 

5月の幕張の海の底に降る、泡雪。

 

彼ら彼女らは、きっとまだまだ見たことない景色を見せてくれる。

信頼と実績。