こいちゃんからのお手紙。

アイドルネッサンスが、活動の3年目を迎える2017年の春頃に、

初めてオリジナル楽曲を制作することが発表されました。
わたしは、とてもシンプルに嬉しいと感じています。
 

 

その楽曲制作を担うのが、アイドルネッサンスの1stシングルでもあり、アイドルネッサンスが名曲ルネッサンスという活動を柱とする大きなきっかけでもあったBase Ball Bear「17才」を作った、Base Ball Bearのフロントマン・小出祐介であることは、その喜びに拍車をかけています。
わたしはもともとベボベの音楽が好きなので、もしアイドルネッサンスが17才を選んでいなかったら。
彼女たちをを知ることなく、過ごしていたかもしれないから。
 
敬愛を込めて「こいちゃん」と呼んでるけど、そのこいちゃんからアイドルネッサンスのみんなに宛てられたお手紙が、とても素敵だったので残しておきます。
 
余談ですが、代読した新井乃亜ちゃんは朗読がとても上手。大好き。
 
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アイドルネッサンスの皆さんへ
 
ご無沙汰しています。Base Ball Bear小出祐介です。
皆さん、お元気でしょうか。
最近はライブを現場で観られていませんが、ニュースや動画でご活躍を目にしています。
ライブで、「愛はおしゃれじゃない」もカバーしてくださってありがとうございます。
 
さて。この度アイドルネッサンスが来年、春頃にリリースする予定の、初のオリジナル楽曲の制作者として僕が指名されました。
その、なんというか、…妥当ですよね(笑)
いつかアイドルネッサンスにそういう日が来たら、多分自分が指名されるだろうと身構えていたところは正直あります(笑)でも、これはメンバーの皆さん、スタッフの皆さん、そしてファンの皆さんにとっても大きな節目が到来したということでもあるんですよね。
 
これまでアイドルネッサンスは、名曲ルネッサンスというコンセプトのもと、数々の名曲をカバーしてきました。勿論、名曲をカバーする力が必要なのは間違いありませんし、皆さんにその力や、素養があったのも間違いないでしょう。
しかし、持ち曲が名曲のカバーのみであることは、他のアイドルさん達が通るであろう、
"そもそも良い曲を持っているかどうか"
という大きな課題を、パスしてきたとも言えます。アイドルという門をくぐってすぐの、 "崖"を免除されていたんです。皆さんはもう、こんなに大きな会場でワンマンライブを出来るようなグループになりました。逆に言えば、こんなに大きな会場でワンマンライブができるグループになったのに、これからまたゼロから積み立てを始めなければならないのです。
 
でも、安心してください。僕がついてますよ。
皆さんの代表曲である、「17才」を作った僕がね。
名曲をまた作ればいいんです。それだけです。
きっと楽ではないでしょう、でも喜びはあるはず。
一緒に良い作品を作りましょう。
 
 
追記。
のあちゃんのお手紙代読動画が、その後しっかりアップされたので、貼っておく。
っていうか、かゆいところに手が届きすぎアイドルネッサンス運営。