突然の競演。
自己満足ポスト!
サカナクションと、近キョリ恋愛について。
わたしがサカナクションを初めてみたのは2008年3月。そこから現在までコンスタントにライブやイベントに足を運んでいて、今あらためて数えたら50回を超えていた。
間違いなく、人生で一番観ているバンド。
で、今一番応援しているアイドルがきしくん達、セクバ。
他にもいろんなものミーハーにすきなので、その現場現場で自分のチャンネルを切り替えながら楽しんでいるんだけど、それがたまにクロスオーバーするとものすごく戸惑う。
例えば。
2013年の紅白は、初出場歌手会見にセクゾンちゃんとサカナが並んで座っていて。
わたしアクシデントでしょりさんソロイベの時に間近でそーちゃんに声かけてもらってて。サカナがまだここまで大きくなる前に、ざっきーとフェスの会場とかでお話しさせてもらったことがあったりして。その二人が、
そーちゃん→マリちゃん→ざっきー
って並んでて、わたしのチャンネル混線しちゃって、すごく不思議でしょうがなくて、「時空歪んでる…」とおもってた。
で。
サカナクションが、映画「近キョリ恋愛」の主題歌やります
↓
ドラマもその主題歌です
のコンボに、紅白以上に意味わかんなくて、寝起きでこのニュースみて以降、一日中ふわふわしていた。 完全にショート状態。一番応援しているアイドルの映像に、一番好きなミュージシャンの曲がのるって、そんなことあるんだなぁ…
以下、かなり主観と体感からの偏見もふくみつつ。
サカナクションの「蓮の花」
映画やドラマの主題歌は、僕と花、MUSIC、ユリイカ、に続いて4曲め。(「ルーキー」はリリース後随分経ってからの起用なのでちょっと違う。)
アイドルのファンも重たくて色々めんどくさいですが、バンドのファンは逆方向にめんどくさいので、タイアップとかTV出演は「売れるために大衆に魂売った」的にみる人が多い。とは言えサカナのファンは、折にふれてボーカルの一郎さんが「ポップミュージックの世界に、自分たちの好きなアンダーグラウンドな音楽を、いかにして響かせていくかの戦い」を戦略的にしかけていくということを何度も何度も話しているので、「頑張れ!」ってみてる人が多いとおもう。
タイアップについても、引き受けた経緯とかをラジオやライブMC、雑誌インタビューで話してくれる。それによると、単純にスタッフが「仕事とってきました!」みたいなことはなく、ドラマのプロデューサーとかと会って、話して、その効果(普段自分たちの曲を聴かない人にも届く)を狙って、納得して引き受けていることが多いので、たぶん今回もそうなんだろうと想像する。
サカナはスマさんと同じビクター所属。これまでに2曲提供していて、ドラマタイアップも一本は草なぎくん主演なので、パイプが強い印象。いいじまさんの班は、ネームバリューのあるミュージシャンからの楽曲提供をうけるので、もしかしたら、山Pへの楽曲提供を、依頼したんじゃないのかなぁ…という感じがしている。一郎さんのラジオ発言によると、山Pはライブに来てくれたことがあって、面識あるんだって。でも、そんな他人に提供しているような余裕がなくて、自分たちの曲ならってことで引き受けたんじゃないかなぁ…
そして推測だけど、
あとは諸々続報をお待ちいただけたらと思います!よろしくお願いします。
さっき私的にめちゃくちゃ嬉しいこと聞きました。でへへ。
— みきもと凜 (@rinmikirin) 2014, 6月 11
と原作のみきもとさんが呟いてて、この「嬉しいこと」が後日の呟きでサカナ主題歌の件だってのは確定してて。ということは、サカナがオファーを受けて制作を開始したのが、きっとこの辺りなんだろう。
以降、サカナの全曲の詞曲を担う一郎さんの呟きで、これにまつわるとおもわれるもの抜粋。
甘酸っぱい曲を作っているのに、晩御飯は王将。 pic.twitter.com/p0BzbuNvx7
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2014, 6月 23
難しく感じる場面が増えたのは、期待のされ方が変わってきたからかなとも思う。外からも内からも。
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2014, 6月 24
全く余裕がない状況で歌詞を書いているこの期間に、ラジオを生放送でやったり、スタッフと別の制作の話をしたり、コンビニの帰り道に鼻歌を歌ったりとか今までなら絶対に考えられなかったのに、何なんだこの変化は。
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2014, 6月 26
歌詞ようやく書けた。長かった。今歌録も終わりましたがこれからMIX。今日こそベッドで寝たい。
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2014, 7月 3
完成。長かった。 http://t.co/FJgw1Sb258
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2014, 7月 6
詞がかけなくての辛そうな様子はいつものことではありつつ、甘酸っぱい曲とは珍しい…っておもってたら、(サカナクションに直球のラブソングって皆無なので)そういうことかぁ…まさか一郎さんを苦悩させてたのが、わたしがめちゃくちゃ楽しみにしているドラマのせいだったとは、ってなってなんかゴメンっておもったり。逆に、ドラマ開始まで2週間きって完成って締め切り守れてんのかな…ドラマの方にご迷惑おかけしませんでしたか…?ともおもって。
今のところリリース情報のない新曲、ということはイレギュラーな制作なので、もし完成しなかったらドラマは別のビクターの曲で補うつもりだったのかな、それがあの予告で流れてる曲なのかな、ともおもったり。
情報リリースされてから、わたしの頭はサカナ側と、ジャニ側とをこんな調子でずーっといったりきたりしている。とても疲れる。笑
というわけで、いち観測者として。
山Pの新曲とか、あらんちゃんの何か、とかを期待していたファンの方には残念かもしれないけど、間違いなく精魂かけて良い曲作っている人たちなので、受け入れてもらえたらいいなぁという気持ち。
果たしてあのキラキラな映像に、サカナの曲どう聴こえてくるんだろう大丈夫かな…という気持ち。
「こんな深夜の誰だかわかんないジャニドラマに、なんでサカナの曲なの?勿体無い」とおもわれないような仕上がりになってるといいな、という気持ち。
オンエアを前にして今、この3つの気持ちが入り混じっていて、ものすごく気持ちが悪い(笑)ただ一郎さんがよく言う「良い違和感」という言葉。ジャニ×別フレ×サカナって、その最たる状況なので、多くの人が、いろんな意味で面白いととらえられたらいいなって祈ってる。
あと1時間!